まずは、FX初心者が知っておきたい基礎知識から解説いたします。
FXとは「Foreign Exchange」の略で、日本語では「外国為替証拠金取引」と呼ばれており、異なる国の通貨を売買し為替差益で利益を出す投資手法です。たとえば、日本円で米ドルを買って、円安になったときにドルを売却することで、円換算での利益が得られる仕組みです。
FXの特徴の一つに「少額の資金で大きな取引ができる」という点があります。これは「レバレッジ」という仕組みによるもので、国内FXは最大レバレッジが25倍であり、10万円の資金でも最大で250万円分の通貨を取引することが可能です。レバレッジを活用することで、小さな値動きでも大きな利益を狙うことができますが、同時に損失が拡大するリスクもあるため注意が必要です。
また、FXは24時間取引が可能で、月曜日の早朝から土曜日の朝まで、世界中の市場が開いている時間帯であればいつでも取引することができます。普段忙しい方や主婦の方でも、自分の空いた時間に取引できるというメリットがあります。
FX取引を行う際に、必ず理解しておきたいのが「通貨ペア」です。通貨ペアとは、二つの異なる通貨を組み合わせたもので、たとえば「米ドル/円(USD/JPY)」や「ユーロ/米ドル(EUR/USD)」などが代表的です。
ここからは、通貨ペアの取引の例を見てみましょう。
米ドル/円(USD/JPY)の通貨ペアを取引する場合、米ドルを買って日本円を売る、あるいはその逆の動きをするということになります。たとえば「1ドル=150円」のときに米ドルを買い、その後「1ドル=151円」になったタイミングで売れば、1ドルあたり1円の利益が出るという仕組みです。このように、為替レートの変動を利用して利益を狙うのがFX取引の基本です。
通貨ペアにはさまざまな種類があり、世界中の通貨が対象になりますが、初心者の方にはまず「メジャー通貨ペア」と呼ばれるものから取引を始めることが推奨されます。メジャー通貨ペアとは、取引量が多く流動性が高い通貨ペアのことで、先ほど挙げた「USD/JPY」や「EUR/USD」のほか、「EUR/JPY(ユーロ/円)」などが代表的です。これらは情報が豊富で、価格変動も比較的安定しているため、初心者にとってリスク管理がしやすいという利点があります。
一方で、「マイナー通貨ペア」と呼ばれるものは、取引量が少なく価格の変動が大きいため、FX初心者のうちは手を出さない方が無難です。また、通貨ペアによってはスプレッド(買値と売値の差)が広く設定されている場合があり、取引コストが高くなることもあります。
通貨ペアの選び方は、取引の目的やリスク許容度などによって異なります。たとえば、日本在住の方であれば日本円に馴染みがあるため「USD/JPY」や「EUR/JPY」などの円を含む通貨ペアを選ぶことで、為替の変動がイメージしやすくなるでしょう。まずは自分が理解しやすい通貨ペアを選びましょう。
FXと株式投資は、どちらも資産運用の手段として広く利用されていますが、仕組みやリスク、収益の狙い方など、さまざまな点で違いがあります。
まず最も大きな違いは、取引の対象です。株式投資は企業の株を売買するものに対して、FXは国と国の通貨の交換レートで利益を上げる取引です。
特にFXは、経済全体の動向や各国の政策、金利の動きなどが価格変動に影響します。企業の業績分析が重要となる株式投資に対して、FXではマクロ経済の知識や為替相場に関するニュースを読む力が求められます。
また、取引時間にも違いがあります。株式市場は通常、平日の決まった時間帯にしか取引できません。たとえば、日本の株式市場は、前場:午前9時から11時30分と、後場:午後12時30分から15時30分までが取引時間です。一方、FXは平日ならほぼ24時間取引が可能なので、忙しい方でも自分の生活リズムに合わせて取引できる柔軟性があります。
さらに、利益の出し方も異なり、株式投資では株価が上がったときに売却して利益を得る「キャピタルゲイン」や、保有中に企業から支払われる配当金などが代表的です。一方、FXでは、通貨の値動きによる差益を狙うだけでなく、「スワップポイント」と呼ばれる金利差による利益も得られます。ただし、スワップポイントは通貨ペアや取引の方向によってプラスにもマイナスにもなるため、慎重な判断が求められます。
ここからは、FX初心者が稼ぐための方法について紹介いたします。
FX初心者が稼ぐためには、まず自分のライフスタイルや性格に合った「取引スタイル」を決めることがとても重要です。FXには大きく分けて、短期・中期・長期という3つの取引スタイルがあります。それぞれに特徴があり、自分がどのスタイルで無理なく継続できるか知る必要があります。
まず短期取引とは、1日の中で何度も売買を繰り返すスタイルで、デイトレードやスキャルピングが代表的な取引手法です。小さな値動きを狙って利益を積み重ねていくため、短時間で利益を出すことが一般的ですが、常にチャートを監視する必要があるため、時間に余裕がない方は難しいでしょう。そのため、パソコンの前に長時間いる人や、瞬時の判断が得意な人に向いているスタイルです。
中期取引は、数日から数週間単位でポジションを保有しながら売買するスタイルで、スイングトレードが代表的な取引手法です。短期取引に比べて取引回数は少なくなり、相場を分析する時間に余裕があるので、初心者にも取り組みやすいスタイルといえるでしょう。普段忙しくて相場を見られないという方に適しています。
長期取引は、数か月から数年にわたって保有し続けるスタイルで、ファンダメンタルズ分析が代表的な取引手法です。長期的に経済や金利動向を見ながら取引するため、短期間では利益を上げにくいものの、安定的に利益を狙えます。特に、為替変動の影響を大きく受けにくいため、初心者の方でも実践しやすいでしょう。
まずは自分の生活スタイルや投資目的を見つめ直し、どの取引スタイルが自分に最も合っているのかをじっくり考えてみてください。
FXで利益を上げるためには、ただ運任せに売買するのではなく、相場を読み解くための「分析力」が必要です。FX取引で特に活用されるのが、「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つの分析方法です。
テクニカル分析とは、過去のチャートの動きや価格のパターン、出来高などのデータを基に、今後の相場の動きを予測する手法です。たとえば、移動平均線やボリンジャーバンド、MACDなどの指標を使って、買い時や売り時を判断できます。過去の傾向から将来を推測するので、特に短期や中期取引に適しています。
一方、ファンダメンタルズ分析とは、為替相場に影響を与える経済的・政治的要因を分析する方法です。たとえば、各国の金利政策、インフレ率、雇用統計、GDPなどの経済指標の発表などといった情報をもとに、今後の為替レートを判断します。特に長期トレードを行う際には、ファンダメンタルズ分析が非常に重要になります。
どちらか一方だけに頼るのではなく、テクニカル分析で取引のタイミングを判断し、ファンダメンタルズ分析で全体の方向性を確認するなど、両方の分析を組み合わせて活用するのが理想的です。
最初はどちらの分析も難しく感じるかもしれませんが、デモトレードで少しずつ知識を積み重ねていくことが大切です。
FXでは、世界中のさまざまな通貨を売買することができますが、すべての通貨ペアで取引する必要はありません。むしろ、取引する通貨ペアをあらかじめ決めておくことが、安定した利益を出すためには非常に重要です。
たとえば、日本人にとって馴染みのある「米ドル/円(USD/JPY)」は、情報量が多く取引量も非常に多いため、値動きが比較的安定しており、初心者でも扱いやすい通貨ペアとされています。また、「ユーロ/米ドル(EUR/USD)」は、世界で最も取引量が多い通貨ペアであり、流動性が高くスプレッドも狭いため、短期売買に向いています。
一方で、「ポンド/円(GBP/JPY)」のように値動きが激しい通貨ペアは、大きな利益を狙える可能性がある反面、損失が膨らみロスカット(強制的に取引が決済される)されるリスクがあるため、初心者にの方は避けるべきでしょう。
初心者のうちはまず1〜2種類の通貨ペアに絞って取引し、その通貨についての知識や経験を積み重ねていくことが、安定して稼ぐ方法となります。
次に、初心者におすすめの稼ぎ方4つを具体的に解説いたします。
初めてFX取引をする方は、いきなり本番の取引をするのではなく仮想取引ができるデモトレードを利用するべきです。
デモトレードとは、実際の取引環境で仮想のお金を使って取引を体験できるサービスです。多くのFX業者では、口座開設後すぐに始められます。デモトレードを活用することで、自分に合ったトレンドスタイルを見つけたり、取引の流れを学ぶことができます。
なお、デモトレードで上げた利益は実際に獲得できないので、注意しましょう。
FX初心者の方は、いきなり大金を使うのではなく、まずは余剰資金の中から少額だけを使うようにしましょう。FXは投資である以上、元本を失う可能性もゼロではないため、初心者のうちは生活費や急な出費に備えて取っておくお金ではなく、余剰資金を使って少額から取引を始めるのが基本です。
例えば、FX業者の中には1,000通貨単位から取引できるものもあり、1回の取引に必要な証拠金は数千円程度です。
また、後ほど解説いたしますが、少額取引する際にはレバレッジをかけすぎないようにしましょう。
そのため、FX初心者の方は無理のない範囲で、少額から始めてみましょう。
FXでレバレッジをかける際には、初心者の方は、まずは2倍から10倍程度で取引を始めることをおすすめします。これくらいの範囲であれば、為替の変動によって大きな損失やロスカットされるリスクを抑えることができ、安心して取引を進められます。実際に多くの初心者トレーダーが、まずは低レバレッジで取引を行い、経験を積んでから徐々に倍率を調整しています。
また、レバレッジを設定する際には、相場の状況や自分の資金に応じて柔軟に調整することが大切です。相場が不安定なときほど、レバレッジを下げることを心がけるようにしましょう。大きな利益を上げたいからといって、レバレッジを上げすぎると損失が膨らむので避けるべきです。
まずは、自分のリスク許容度を理解し、適切なレバレッジを選択することが、長く安定してFXで稼ぐための重要なポイントです。
FXにはさまざまな取引手法がありますが、初心者のうちは「順張り」と呼ばれる手法を使うことをおすすめします。順張りとは、相場の流れに沿ってポジションを取る方法で、価格が上昇しているときには買い、下降しているときには売るというシンプルな戦略です。
順張りは、相場の勢いに乗る形で取引ができるため、比較的リスクが少なく、勝率も高くなる傾向があります。相場の流れを確認しながら売買を行うため、初心者でもタイミングを見極めやすい特徴があります。
逆に、「逆張り」という相場の流れに逆らって売買する手法は、上級者向けの戦略です。売買のタイミングの判断が難しく、初心者が取り組むにはハードルが高いでしょう。
まずはシンプルな手法でしっかりと利益を積み上げ、経験を重ねてから徐々に応用的な手法にチャレンジしていきましょう。
次に、FX初心者が知っておくべきリスクについて解説いたします。
FX初心者が最初に気をつけるべきことは、取引に使う資金の額を慎重に決めることです。多くの初心者は、FXで利益を上げたくて最初に大きな資金を投入してしまうことがありますが、絶対に避けるべきです。FXは短期間だけでも価格変動が激しくなるため、大きな損失を被る可能性が高いです。
そのため、最初は少額で取引を行い、市場の動きや自分の取引スタイルをしっかりと把握することが大切です。
FX取引では、レバレッジをかけることで、少ない資金で大きな取引を行うことができます。しかし、レバレッジを高く設定すると、利益も損失も大きくなります。特に初心者の場合、レバレッジを高く設定すると、予想に反した市場の動きにより、全資金がなくなるリスクが高くなります。
そのため、FX初心者はレバレッジを低く設定して取引を行うことを強くおすすめします。特に、最初の内は1倍から5倍程度の低いレバレッジにし、徐々に10倍へと上げるのが良いでしょう。
最初は無理をせず、低いレバレッジで安定した取引を心掛けましょう。
FX取引を行う際には、損切りラインを決めず、損失を保持し続けることは避けるべきです。取引をして、損失になった際に「いつか戻るだろう」と思って損切りをせずにいると、逆に損失が膨らんでしまうことが多いです。これを避けるためには、事前に損切りラインを決めておくことが非常に重要です。
損切りラインとは、損失をどの時点で確定させるかを決める基準です。例えば、「価格がこのラインまで下がったら、すぐに損切りをする」というルールを事前に設定しておくことで、感情に左右されずに冷静に取引を進めることができます。初心者は特に、損切りラインをあらかじめ決めておかないと、損失がどんどん膨らんでしまうリスクが高くなります。
損切りラインを設定することで、リスクを管理しながら取引を行うことができます。
FX市場では、さまざまな通貨ペアが取引されていますが、中には非常にボラティリティが激しい通貨ペアもあります。ボラティリティとは、通貨の価格がどれだけ上下するかを示す指標です。ボラティリティが激しい通貨ペアでは、短時間で大きな値動きが発生することが多いため、初心者には非常にリスクが高い取引対象となります。
特に、新興国の通貨や政治・経済的な不安定要因が影響を与える通貨ペアは、急激な価格変動が起こりやすいです。こうした通貨ペアでは、プロのトレーダーでも大きな損失になることもあります。FX初心者は、まずはボラティリティが比較的安定している通貨ペアから取引を始めることが賢明です。
例えば、米ドルやユーロなど、主要な通貨ペアは比較的ボラティリティが低く、初心者でも安定して取引を行いやすいです。初心者はまず、ボラティリティが安定している通貨ペアを選ぶことで、リスクを抑えつつ取引を学ぶことができます。
FX初心者におすすめの通貨ペアは、以下の通りです。
米ドル/円(USD/JPY)は、FX市場で最も取引量が多い通貨ペアのひとつです。米ドルは世界で最も流通している通貨であり、日本円も世界的に信用力の高い通貨とされています。そのため、この通貨ペアは非常に安定した値動きを見せやすく、初心者にとって予測しやすい相場となっています。
また、経済ニュースや金融情報も豊富に出回っており、米国や日本の経済指標に関する情報を得ることが比較的簡単です。たとえば、アメリカの雇用統計や日本銀行の政策金利発表などが重要な要素として影響を与えます。こうした情報はインターネットやニュースメディアを通じて簡単に入手できるため、初心者でも相場の動きを理解しやすいという利点があります。
加えて、スプレッド(売値と買値の差)が狭いことも、米ドル/円の大きな魅力です。スプレッドが狭いと取引コストが低く抑えられるため、少額での取引を重ねたい初心者にとって有利な環境が整っています。さらに、24時間いつでも活発に取引されているため、自分のライフスタイルに合わせた時間帯でトレードがしやすいのも特長です。
このように、米ドル/円は情報の入手が容易で、値動きが比較的安定しており、取引コストも低いため、FXを始めたばかりの方が最初に取引する通貨ペアとして非常におすすめです。
ユーロ/円(EUR/JPY)も初心者に人気のある通貨ペアです。ユーロは欧州連合(EU)の共通通貨として、多くの加盟国で利用されており、世界で2番目に取引量が多い通貨です。日本円との組み合わせであるこの通貨ペアは、比較的値動きが大きく、トレンドが出やすいという特徴があります。
特に、チャートの動きを見ながら売買のタイミングをつかむ「テクニカル分析」をする方にとっては、ユーロ/円の動きは適しているとも言えるでしょう。
また、ユーロ/円は比較的スプレッドも狭く、流動性が高いため、初心者でも取引しやすいです。
ユーロ/米ドル(EUR/USD)は、世界で取引量が多い通貨ペアであり、流動性の高さから多くのトレーダーに利用されています。ユーロと米ドルという2つの基軸通貨の組み合わせなので、トレーダーの数が多く、相場の動きが滑らかで予測しやすいという特徴があります。
この通貨ペアは、経済ニュースや政策発表などの情報も非常に豊富で、欧州中央銀行(ECB)やアメリカ連邦準備制度(FRB)の発表が大きな影響を与えます。そのため、為替の動向を読み解くための情報源が多く、初心者でも学びながら取引するのに適しています。
また、スプレッドが非常に狭く取引コストが低く済むため、少額から取引を始めたい初心者にとっては取引しやすい通貨ペアです。
FX初心者におすすめの業者は、以下の通りです。
外貨ドットコムは、株式会社外為どっとコムが提供するFXサービスです。シンプルで直感的な取引画面で初心者でも簡単に取引できます。
また、スプレッドが狭く、取引コストを抑えやすいのも魅力の一つです。さらに、24時間のサポート体制が整っており、トラブルや不明点があればすぐに問い合わせることができます。
GMOクリック証券は、GMOインターネットグループが提供するFXサービスです。業界最狭水準のスプレッドと高機能な取引ツールが特徴です。
また、GMOクリック証券の「はっちゅう君FX」は、自分好みに取引画面をカスタマイズできる上、スピード注文に対応しています。
さらに、口座開設から入金、取引までがスムーズに進められるため、初めての方でもすぐに始められます。
XMTradingは、世界中で利用されている大手海外FX業者の一つで、日本国内のトレーダーも利用しています。XMTradingは、最大1,000倍のレバレッジがかけられるため、少額資金で大きな利益を狙いたい方におすすめです。ただし、リスクも伴うため、初心者は低めのレバレッジから始めることが推奨されます。
また、XMTradingはボーナス制度が充実しており、口座開設ボーナスや入金ボーナスが用意されています。そのため、自己資金を減らしつつ取引できるため、いきなり大金を使いたくないという方はボーナスを活用してみましょう。
AXIORYは、業界トップクラスのスプレッドを誇る海外FX業者です。
また、AXIORYでは複数の口座タイプが用意されており、自分の取引スタイルや経験に適した口座を選ぶことができます。特に初心者には、スタンダード口座が使いやすく、取引手数料が無料なので取引コストを抑えつつ取引できます。
これからFXを始める方にとって、おすすめの海外FX業者です。
MIDORI FXは、近年注目を集めている比較的新しい海外FX業者です。
取引画面や口座開設の手順が非常に簡単であり、初めて海外FXをする方でもスムーズに始められます。
また、キャンペーンが豊富で、新規開設口座ボーナスや入金ボーナスも実施中なので、実際の資金を使わずに取引が可能です。プラットフォームはMT5に対応しており、より高度な取引ができます。
最後に、FX初心者の稼ぎ方に関するよくある質問について回答いたします。
FX初心者がレバレッジをかけるか迷ったら、「最初はレバレッジをかけない」もしくは「2倍から10倍程度の低めに設定する」のが望ましいでしょう。
また、金融庁が定める規制により、国内業者では個人の最大レバレッジは25倍に制限されているため、高いレバレッジをかけられません。そのため、無理なく安全な範囲での取引をしたい方は、国内FXがおすすめです。
取引に慣れてきたら、海外FXで100倍や1,000倍以上の高いレバレッジで取引してみても良いでしょう。しかし、高いレバレッジをかける際には、必ず損切りラインを設定することを忘れないようにしましょう。
FXは24時間取引可能ですが、ロンドン市場(日本時間16時頃から翌1時頃)とニューヨーク市場(日本時間21時頃から翌6時頃)は取引量が多く、価格の変動が大きいため、取引する時間帯に適しています。
特に、ロンドン市場が開く時間帯は、ヨーロッパとアメリカの投資家が取引を始めるため、為替が一気に動くことがあります。また、ニューヨーク市場が重なる時間帯は、世界中で取引されており、デイトレードやスキャルピングなどの短期投資の方におすすめです。そのため、初心者の方が実際に取引を行う際は、これらの時間帯を意識すると良いでしょう。
FX初心者の方は、「どうやって稼げばいいのかわからない」という不安が気になるのではないでしょうか。
FX初心者の方がいきなり大きく稼ぐのは簡単ではなく、正しい知識やスキルを身に付け、自分に合ったトレンドスタイルを確立する必要があります。
まず最初に重要なのは、無理に高い利益を狙わないことです。FXでは「少しずつコツコツと利益を積み重ねる」ことが初心者でも稼げる方法です。高いレバレッジをかけて短期間で大金を狙うよりも、レバレッジを低くし、リスクを抑える方が初心者でも利益を上げやすいです。
また、通貨ペアは価格の変動が比較的安定しているものが、初めての方にも扱いやすいです。
最後に、本記事で紹介した中から取引するFX業者を選んで、まずはデモトレードから始めてみましょう。